平成21年度秋季選手権女子決勝を担当させていただいて 廣瀬 渉(クラブ連盟)

平成21年度11月15日(日)東京都秋季選手権女子決勝を担当させていただきました。 主審は実業団連盟の金子慶子さんです。女子準決勝終了後に直ぐに控え室に行き、試合開 始20分前の金子さんとのプレ・カンファレンスまで、他の方と会って言葉を交わすことは しませんでした。正確に言うと会って言葉を交わすことができませんでした、今までに感 じたことのない緊張感でした。着替えを済ませウォーミング・アップをしながらも、対戦 する両チームのプレースタイルなど考えていました。ガード、フォワード、センターはど のようなプレーをするのだろうか?ディフェンスはどのようにしてくるか?など。

プレ・カンファレンスでは、同じカテゴリー(大学)同士の対決のため速い展開になる、 センター同士が激しくプレーしてくる、自分の責任範囲はしっかり判定するなど金子さん からお話をいただきました。プレ・カンファレンスはいつも行っていることですが、あら ためてプレ・カンファレンスから協力し試合を担当することが始まっているのだと実感し ました。

試合開始10分前にコートに立った時、緊張感は最高潮でした。試合が始まり、プレ・カ ンファレンス通りの展開になりました。自分の責任範囲をしっかり判定することに集中し ました。40分の試合時間はあっという間に過ぎ試合は終了しました。試合終了後に金子さ んから、互いに協力し試合運営ができたのではないか、という反省をいただき、ここで初 めて緊張感が解けました。

今回、女子決勝を担当させていただいたことで、バスケットボールの理解、体力作りな どの準備、そして日頃からの審判活動を更にしっかり行わなければならないと思いました。 日頃の甘えから脱却して、今日よりも明日、明日よりも明後日と日々進歩できるように、 有言実行で取り組んでいきます。

女子決勝を担当させていただきまして誠にありがとうござました。


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